硝子のプリズム(その 2)

あらためて,「夜のヒットスタジオ」で歌った曲目を述べておきます。
84年 8 月 1 日発売「ピンクのモーツァルト / 硝子のプリズム」
7 月30日「硝子のプリズム」
8 月27日「硝子のプリズム」動画サイト掲載分
9 月10日「ピンクのモーツァルト」

84年 2 月 1 日発売「Rock'n Rouge / ボン・ボヤージュ」
2 月13日「Canary」
3 月12日「ボン・ボヤージュ」
3 月26日「Rock'n Rouge」
4 月16日「Rock'n Rouge」

動画サイトで久々に見てとても懐かしく感じました。
聖子さんの振りってとてもいいですよね。
決して派手な,大げさなものでなく,それでいてとても印象的な,本当にアイドルの王道という感じの振りです。
歌い始めの時期はまだ決まっていなくで,しばらくして固まっていって。
でも,しばらくたって,新しい曲が出た後などに歌う時には,特に決まった振りはなかったかのように,ほとんど振りがついていません。
「Romance」にしても,この「硝子のプリズム」にしても,何度も歌う機会がないだろう B 面の曲なのに,しっかりと振りがついています。

 さよならって言葉 普通っぽいし 
 握手も嫌みたい そらぞらしくて
 助手席になじんだ身体のライン 
 明日からあの娘が脚を組むのね

あらためて聴くと,明るいメロディなのに,とても切ない詞ですね。
ユーミン作曲の「レモネードの夏」「マドラスチェックの恋人」に通じる別れの歌です。

 私より KISS が上手?そんなこと聞けるわけないね
 硝子のプリズム あなたとあの娘と私
 硝子のプリズム 綺麗な三角形ね
 赤・橙・黄・緑・青・藍・紫 もう…屈折しそう

「屈折しそう」のところで,頭に指を当てる聖子さん,その表情もかわいらしいです。

さよならした次の日に新しい娘が車の助手席に座る,以前から三角関係で,そこからプリズムにつながっているのでしょうか。
「あなたとあの娘と私」,石野真子さんの「春ラ!ラ!ラ!」を思い出します。
「あなたと私とそして誰の日?三人そろって春の日に…」

 仇名で呼びあった二人なのにね
 名前に「さん」つける距離が哀しい
 歩道橋のところで車を止めて

ここは「車を止めて,私をおろして」と彼にお願いしている場面ですが,この放送の時は聖子さんは混乱したのか,この後の「駅まで歩いたら」を「駅まで送ったら」と歌詞を間違えています。

 駅まで歩いたら電車で帰る
 あの娘にささやかれると ときめくの?あの頃みたいに
 硝子のプリズム 涙と吐息とジェラシー
 硝子のプリズム 陽射しが海に傾く
 赤・橙・黄・緑・青・藍・紫 もう…屈折しそう

 懐かしいペアの T シャツ あの娘とのデートに着ないで
 硝子のプリズム あなたとあの娘と私
 硝子のプリズム 綺麗な三角形ね
 赤・橙・黄・緑・青・藍・紫 もう…屈折しそう

中川翔子さんは,「ミュージャック」で B 面の曲の中でナンバーワンに挙げています。
この頃の聖子さんは,キャンディボイスの最終形態とも言える時期で,この後,「ハートのイアリング」のテレビでの歌声は最高にきれいです。
(リマスタリング版では,聖子さんの声がいっそう映えて聞こえます)

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コメント
聖子ファン(というより松本隆ファンか)にとっては
当たり前かもしれませんが、この曲の原型は
太田裕美の「トライアングルラブ」ですね。
三角関係、別れ、しかし曲調は明るい。
2008/11/23(日) 22:14 | URL | 再び北の訪問者 #-[ 編集]
あの子に囁かれると
トキメクのあの頃みたいに…

ん〜 切ないなぁ(;_;)

この曲をリアルタイムで聞いてた頃は曲調の明るさと、全体的な可愛らしさが大好きでしたが、
大人になってからは詩の内容が理解できすぎてこの曲調がより一層『切なさ』を増して感じるようになりました(^_^;)

今も昔も大好きな1曲です♪♪
2008/11/24(月) 00:03 | URL | kiki #-[ 編集]
太田裕美さんは,「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」はリアルタイムで記憶があります。
その後は,「南風」「君と歩いた青春」ですね。ちょうど,「南風」は聖子さんがものまねしていましたし,「君と〜」は初めて行った81年のコンサートで歌っていて,テレビでも歌っていますね。

後は,ラジオで松本さんの特集をやっているのを聴いて,「最後の一葉」とか,アグネスの「秘密」,「木綿〜」の時の逸話を知ったりしました。

聖子さん夜ヒット初出演の「裸足の季節」を見ると,裕美さんが出ていて,聖子さんの声や歌に驚きの表情を浮かべるとともに,楽しんで聴いていますね。
2008/11/24(月) 00:52 | URL | since 1980 #EB29KFfw[ 編集]
大人になって聴いて,若い時には理解できなかった詞の内容が心に響いてくることがよくあります。

「ガラスの入江」とか,「レモネードの夏」とかもそうかな。

昔はピンと来なかったというか,あまり好きでなかったキャンディボイスが今では心地いい。
莫大な数の曲があるけど,何巡もしてしまい,どんどん新しい発見があります。
さらにリマスタリング版を買ったりすると,またもう一巡…

最近の聖子さんにも新しい魅力があるから,本当に奥が深いです。永遠につきることはないでしょう。
2008/11/24(月) 01:37 | URL | since 1980 #EB29KFfw[ 編集]
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